好きと言えない。―悪魔と恋―【完】
「兄貴…俺は何で嘘を吐かせたんだろうか」
「知るか」
…この人はっ!
ーーバシッ
私は武井さんの後頭部を叩(はた)いた。
「弟に向かって何を言ってるんですか?すいませんね、先輩が」
「立場がおかしいだろ」
「先輩の態度がおかしい」
ニヤニヤと私たちを見てる伊吹お兄ちゃんの足を蹴飛ばし、ビール三つとカシスウーロンを注文すると、嵯峨さんがいきなり立ち上がった。
「どうしたんですか?;;」
まさか、カミングアウト?;;
…しないよね?;;
したら、大騒ぎですよ!
「知るか」
…この人はっ!
ーーバシッ
私は武井さんの後頭部を叩(はた)いた。
「弟に向かって何を言ってるんですか?すいませんね、先輩が」
「立場がおかしいだろ」
「先輩の態度がおかしい」
ニヤニヤと私たちを見てる伊吹お兄ちゃんの足を蹴飛ばし、ビール三つとカシスウーロンを注文すると、嵯峨さんがいきなり立ち上がった。
「どうしたんですか?;;」
まさか、カミングアウト?;;
…しないよね?;;
したら、大騒ぎですよ!