好きと言えない。―悪魔と恋―【完】
「私、実は歩斗と付き合ってないんです。歩斗の正面に居る弟の、武井遥斗と結婚してます」
…言っちゃったよ;;
苦笑する私に対し、課長たちは絶叫。
「“結婚”!?俺を差し置いてかっ??」
食い付く点は、果たしてそこなのか?
「武井はフリーだったのか!?」
「いいえ。兄が報告するのもなんですが、ひまわりが歩斗の彼女です」
「――え゛ー、んぐっ!!;;」
突然のカミングアウトから、伊吹お兄ちゃんからのデマに叫ぶ私を、武井さんが無理矢理、口を塞いで来た。
「ひまわりが入社するまでは、証拠の代わりに、嵯峨を使いました」
…お前も嘘を吐くなー!!
…言っちゃったよ;;
苦笑する私に対し、課長たちは絶叫。
「“結婚”!?俺を差し置いてかっ??」
食い付く点は、果たしてそこなのか?
「武井はフリーだったのか!?」
「いいえ。兄が報告するのもなんですが、ひまわりが歩斗の彼女です」
「――え゛ー、んぐっ!!;;」
突然のカミングアウトから、伊吹お兄ちゃんからのデマに叫ぶ私を、武井さんが無理矢理、口を塞いで来た。
「ひまわりが入社するまでは、証拠の代わりに、嵯峨を使いました」
…お前も嘘を吐くなー!!