好きと言えない。―悪魔と恋―【完】
改めて挨拶をするか、何をすべきか迷いながら武井さんを見る。
するとパッと目が合う。
ーーバシッ
「――った!;;」
愛想笑いをした私の頭を、ファイルで殴って来る。
…何で殴られるの;;
「それ。俺の担当してる店の管理表。見て覚えろ」
「わかりましたけど…;;」
角がね。
角が当たってたのか、痛みが引かないんですよ。
「チビって叩きやすいな」
「座ってますから、誰だって小さいです…;;」
「黙れ158センチ」
…エスパーですね。
しかも“悪”の付く。
するとパッと目が合う。
ーーバシッ
「――った!;;」
愛想笑いをした私の頭を、ファイルで殴って来る。
…何で殴られるの;;
「それ。俺の担当してる店の管理表。見て覚えろ」
「わかりましたけど…;;」
角がね。
角が当たってたのか、痛みが引かないんですよ。
「チビって叩きやすいな」
「座ってますから、誰だって小さいです…;;」
「黙れ158センチ」
…エスパーですね。
しかも“悪”の付く。