好きと言えない。―悪魔と恋―【完】
頬を膨らませる私に、伊吹お兄ちゃんが「1582÷8は?」と、訊いて来た。
「そんなの出来るわけない!」
「歩斗は?」
「197.75」
…何でわかったの;;
「歩斗は暗算1級」
「凄っ;;」
何者なんだろうか。
でも、美容師で暗算1級って。
私のネイル検定と暗算を変えたようなもんじゃない。
「資格の数、一緒だね。車を含めて三つ」
なんて、アホな発言をした私に、歩斗は「算盤(そろばん)も1級ですけど」と、言われた。
…悪魔め。
算盤という切り札を持ってたなんて、初めて知ったよ。
「そんなの出来るわけない!」
「歩斗は?」
「197.75」
…何でわかったの;;
「歩斗は暗算1級」
「凄っ;;」
何者なんだろうか。
でも、美容師で暗算1級って。
私のネイル検定と暗算を変えたようなもんじゃない。
「資格の数、一緒だね。車を含めて三つ」
なんて、アホな発言をした私に、歩斗は「算盤(そろばん)も1級ですけど」と、言われた。
…悪魔め。
算盤という切り札を持ってたなんて、初めて知ったよ。