あい*こい
「はいっ♪」
「……あのー…」
靴やストッキング、アクセサリーまで。
追加して買い揃えられたそれらを、みっちゃんは笑顔であたしに渡してきた。
でもさすがに、本気で悪いんですけど…。
「なによ、日和?もしかして、遠慮してるの?」
それをなかなか受け取らないあたしを見て、みっちゃんは笑った。
ひどいっ!
普通は、思うと思うんだけどな…。
そして、そんなみっちゃんは妖しく笑いながら、あたしの頭を優しく撫でた。
「じゃあ、日和?
お願い、聞いてくれる?」