青春途上中〈3〉
ぶっ壊れた携帯は、無惨な形で床に捨てられた。

「祥太に全部、俺の事は任せてんだ。
連絡取りてぇなら祥太に言え」

ぱあっと笑顔になった祥太は篠原に抱き着いた。

「シノ―ー!!!!好きー!
大好きだよー!!!」

面倒な祥太を回避しただけだと誰も気付いていないだろう。

「おい、ブス!
てめぇの携帯出せ!」

「ふざけんな!!
吊るすぞ!!」


裕太達は、おいてけぼりをくらった。





●end…………?…●






< 11 / 102 >

この作品をシェア

pagetop