青春途上中〈3〉
「ちょっと来い」

「お、おい!」

腕を引っ張られ強引に伊崎は、歩き始めた。

伊崎のクラスまで連れてこられ椅子に座らされた。

「いつもの感じでいいんだな」

「は?…ああ」

何が?と思いながら適当に返事をした。

伊崎は煙草をくわえながら松橋の髪を触る。

「い、伊崎!?」

何をする気だ!?
予想外の行動に後ろを振り返る。






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