青春途上中〈3〉
「お母さんが、やってあげましたよ」

「さすが!お母さんっす!」

聞き捨てならねぇものが、いくつもあったが、何はともあれ助かったので善処しよう。

「てめぇら、何しやがる」

まともに蹴りを食らった伊崎が立ち上がっていた。

「万年発情期の犬には調教が必要でしょう」

「誰が発情期だァ?」

「おめぇに決まってんだろ。
クソ駄犬」

今日も忍海高は、いつも通りです。




●end………?……●




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