青春途上中〈3〉
「あの二人の特別な世界には妬けちゃうよねぇ~」
屋上から見ていた祥太は口を開いた。
祥太の視線は金色の髪の男に向かって発した言葉。
「何が言いてぇんだ?」
「松橋の暴走を止められるのは篠原だけだよ。
松橋は篠原が特別なんだね。
篠原も松橋には特別な感情を持ってるみたいだし。
腹立つぐらい、あの中には俺達が、どう足掻いても入れないんだよねぇ~」
「…………てめぇ、とことん歪んでんな」
「お互い様でしょう」
祥太は屋上から出ていった。
●end………?……●
屋上から見ていた祥太は口を開いた。
祥太の視線は金色の髪の男に向かって発した言葉。
「何が言いてぇんだ?」
「松橋の暴走を止められるのは篠原だけだよ。
松橋は篠原が特別なんだね。
篠原も松橋には特別な感情を持ってるみたいだし。
腹立つぐらい、あの中には俺達が、どう足掻いても入れないんだよねぇ~」
「…………てめぇ、とことん歪んでんな」
「お互い様でしょう」
祥太は屋上から出ていった。
●end………?……●