青春途上中〈3〉
ずぶ濡れになった衣服が干されている。

「楽しかったねぇ~」

「涼めたっすね」

篠原達は上半身裸のまま祥太の奢りでスイカを頬張っている。

松橋は予備の服を持ってきていた。下着なんか干した日には伊崎にキレられるのは目についていた。

「何だかんだで伊崎も楽しんでたじゃねぇか」

「うっせぇよ」

ふふふ、と松橋は笑う。

「あ?何笑ってんだ?」

「別に」




●end………?……●





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