青春途上中〈3〉
※おまけ※

「調子に乗ってんじゃねぇぞ」

トイレットペーパーとティッシュペーパーが伊崎の両手に持たれていた。

「あ?文句あんなら家から出てけ」

第一、あの家は松橋の家だ。
ただ伊崎は、勝手に住み着いてるだけで帰る家だってある。

「……………ちっ」

何も言わないという事は、出ていくのは嫌らしい。

「家帰ったら、ちょっと一休みするか」

呟いた松橋は家路に向かう。

構って貰えなかった伊崎が松橋を襲うまで、あと10分。




●end………?……●



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