青春途上中〈3〉
携帯が震えているのが微かに聞こえる。

手を伸ばすと表示されているのは祥太の名前。

それよりも今、何時だ?
祥太の電話を無視して時間を見る。

午後2時と表示をされている。

あー…最悪だ。
くそっ、あのバカ伊崎のせいで。

喉乾いた。とベッドから起き上がる。

「う゛っ!!」

体中がギシギシする。
無理矢理、体を起こして飲み物を取りに行く。







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