青春途上中〈3〉
「溜まってんならな他の女としてこい!!」

伊崎は松橋の、まだ掴んでいた腕を引っ張りソファーに押し付けた。

「他の女と寝たら泣くくせに」

「自惚れんな!誰が泣くか!!」

「ブスが強がってんじゃねぇ」

昨日のせいで体力が残ってないせいで殴ることも伊崎から逃れることが出来ない。

疲れているのか今は何かを考える事さえ面倒だ。

「あーもー何だよ。
消毒するから退きやがれ」





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