青春途上中〈3〉
短くなった煙草を押し付けた。

本を机に開き指を指してきた。誕生日月を見れば、9月20日のページ。

「まぁ、これは当たってんじゃねぇか?」

「何?」

「あなたのことばかり思う」

しっかりと俺の目を見て言う篠原。

「…あー…、男前過ぎ」

顔が熱くて篠原の顔が見れない。本当に俺の欲しい言葉を言ってくれる。

12月26日¨私を安心させて¨



●end…………?…●




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