青春途上中〈3〉
携帯電話
「番号教えろ」
他校に平然と入って来て篠原の目の前に偉そうに立っている。
「あ?」
以前の戦いから時間が経ち、わだかまりもなくなった頃に裕太が出向いてきたのだ。
「幼なじみだからって調子に乗ってんじゃねぇぞ、粗チン野郎」
「お前って…そんな性格だったのか…」
昔の祥太は純白というイメージが強い裕太にとって驚愕だった。
他校に平然と入って来て篠原の目の前に偉そうに立っている。
「あ?」
以前の戦いから時間が経ち、わだかまりもなくなった頃に裕太が出向いてきたのだ。
「幼なじみだからって調子に乗ってんじゃねぇぞ、粗チン野郎」
「お前って…そんな性格だったのか…」
昔の祥太は純白というイメージが強い裕太にとって驚愕だった。