ありえなくない恋。

『り、凛子!今、あたしが毎月楽しみにしてる、“ちゃ○”をバカにしたでしょおぉおおお!』

そう!“ちゃ○”は世間一般で言う、
小学1年生から4年生ぐらいまでの可愛い女の子が読む分厚い漫画の事。

その神レベルならぬ漫画様を、
うちの凛子様はバカにしましたよっ!?
世界の1年生から4年生までの女の子を的に回しましたよ!?

……世界、いや、日本か。

それプラス、あたしまで的に回したよ!

『…ちょっと、聞いてるの?』

『………え、でもどうしよう…凛子を的に回したら、あたしの首吹っ飛ぶよね…うん。日本刀とかでスッパーンだよね…』

『…………。』

ボカッ

『……………ぎゃ、ぎゃあぁあああ!い、いま!ちゃ○であたしの頭殴ったよね?ね!ぬ、ぬぁあああ!ちゃ○ー!ぬああああ…へっこんじゃってるよ…』

り…凛子のお化け!悪魔!死神!
デ○ノートの死神だね!うん。決定だ!

なら、あたしは…アレか?
デ○ノートの持ち主か!

そうか、そうか…………うふっうふふ。
< 4 / 6 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop