あたしは今日も生きている
「あっ、相川さん今日は来てる」
「ほんとだぁー、
てゆーか、あの髪いいわけ!?」
「それは、あの子の母親が――…」
「ここの“校長”だから。
それじゃぁ、物足りない?」
あたしがそう言うと
目の前の女の子2人は
この世の終わりを見たかのように
何度も何度も首を左右に振った。
「あと、文句があるなら
あたしの目の前で言ってくんない?
コソコソ言われるの嫌いなの。」
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