あたしは今日も生きている






すると、部屋の外から階段を上る足音と


声が聞こえてきた。







アイツとお父さんだ…!!








あたしは写真を棚に直して、ドアに耳を傾けた。








めったに二階にはあがらないのに…


なんでだろう…







「…ねぇ、卓也さん?


そろそろ、“あれ”捨てない?」





「そ、う…だな…」





「もう、ここは私とあなたの家なんだから…」










“あれ”って…まさか!!








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