あたしは今日も生きている
第二章









泣きたい。



それは決して嘘じゃない。








だけど、泣いたらあたしの負けだ。




そんなのやだ。











あたしは負けたくないんだ。










ただの強がり。






泣かないのは自分を守るため。











それでもいい。











あたしは今日も生きているんだから――…









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