嘘×本当=曖昧



爆音は君が玄関を蹴破った音だった。


ぱちぱちと目を瞬かせて君を見る。



月明かりに照らされた君は綺麗で、私の知っている『君』で。




「…お父さんとお母さん怒るよ?」

「これくらいは払えますから。」


「そっか…」



驚きすぎて声がでない。そっか君強かったね…



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