嘘×本当=曖昧
「僕は貴方のいう『綺麗な女の子』よりも、
子供っぽくて、嫉妬していることにも気づかない、ポジティブな様で少しネガティブな女の子が好きです。」
それが迷惑でない理由では、駄目ですか?って君が聞くから。
ほっぺに手を添えるから。
あー…狡い。
そんなこと言われたら、誰だって自惚れちゃうよ。
「…趣味悪いよ……」
「貴方よりはマシですよ、きっと。」
そんなことを言い合って、くすくす笑ったら君もちょっと笑ってた。
月の明かりに照らされて、君はやっぱり綺麗で、それは私の知ってる君で。
「……私も君がすきだよ!」
「…やっぱり貴方はそうであって下さい。」