隣のハルキさん

『こんな朝早くにこんな所でで何してたの?』


男の人は不思議そうな顔を優子に向ける。


『えっと…特に何かしてたわけじゃないんですけど…目が覚めちゃって。』


少し返事に困りながらも優子は答える。


『そうなんだ。』


男の人はまた優しく微笑んだ。





2人はしばらくの間、朝の空気を感じながら無言で缶コーヒーを飲んだ。





静かで心地の良い空気が2人の間に流れていた。

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