隣のハルキさん

あっ!公園だぁ~


ブランコが2つと滑り台が1つある小さな公園。
暖かい昼下がりだというのに誰もいない公園は少し寂しい感じがした。


(私、ここ好きかも…)


静かな雰囲気に惹かれた優子はふらふらと公園の中へ入っていく。
しばらく突っ立っていた優子だが、隅にボロボロのベンチを見つけ腰掛けた。


(なんだか落ち着く…)


優子は目を閉じ、心地良い公園の空気を感じた。

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