ブルースカイ
夜風に吹かれて、





赤いベンチのベットの上



二人で空を見上げる・・




快感の後の




心地いい疲れが




眠気をさそう・・・




その時、




不意に翼がつぶやいた・・









「結婚しよっか・・美緒」






「・・え?」





さっきの深いまなざしはもしかして・・


それ、考えてた!?





「俺さァ、なんか・・もっと生きれる気がするんだよなぁ。」




二ィって笑う翼―




「・・・私もそう思うよ。」






本当にそう思う・・



そして―



翼が生きるんだったら、



私も一緒に生きてたい―・・






「俺がもし、




次の夏の誕生日まで生きてたら




俺達―




結婚しよう。」






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