ブルースカイ
「・・・」





「安心して、俺がいつも、そばにいる事


感じてたら、少しはお前の支えになるだろ。。


何かあった時はすぐ飛んでくからさ。


お前の電話かメール。。


常に、あの場所で確認するよ


絶対、お前を一人にはさせない―


俺はお前の婚約者なんだ。


もお家族なんだよ・・俺達は。


美緒?」








衝撃的な言葉だった・・


婚約者―


家族―・・



翼がそこまで真剣に考えてくれてた事



気付けなかった自分が



恥ずかしい・・






こんな私を




家族―だなんて・・・







体の中心から湧き上がってきた、



涙が、私の頬を伝わった。






「泣き虫だな。。お前は・・


これ以上俺を心配させるなよ。。」





翼は困ったような優しい表情で


私の涙をぬぐいとる。



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