ブルースカイ
自分が一番大変なのに、


いつも私の支えになってくれた


翼―・・





今度は私があなたの支えにならなきゃ・・―・・







「翼、私に、出来ることあったら

なんでも言ってね。」





そんな私の言葉に、翼は微笑んで、





「そばに居てくれるだけでいい。」




そう言った。。。






一瞬の真剣なまなざしが私の心を突き刺し、


切なくさせる・・


翼は余計なものを何も欲しがらない


ただ、私の存在だけを必要としてくれてた・・




私、今までこんなに人に、愛された事ないよ・・




「翼・・」





「ア~~・・気持ちイ・」





しんみりした空気を追い払うように


翼は大空に向かって伸びをした





「それじゃあ、最後に退院記念写真

撮りますか!!」



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