ブルースカイ
一番後ろに座ったその軍団の
視線を浴びながら、
私は一番前の席へと移動した。
もう、アイツらは視界に入らない・・
バスが発車する―。
病院の前の大きな交差点を通り過ぎ少し坂を
下ってだいぶ走ると、丘の向こうに突然
夏の風景が目に飛び込んできた
青い海―・・
水着で歩く人達―・・
白い板ばりの海の家―・・
やっぱり、この近くって海だったんだ・・
私の病室とは反対側の病室だったら、見えてたのかも・・
でも、みんな、楽しそ。。
今、翼とわかれて、退院してきた私とは
対照的に、幸せに溢れた人たちが打ち寄せる
波の中ではしゃいでる。
視線を浴びながら、
私は一番前の席へと移動した。
もう、アイツらは視界に入らない・・
バスが発車する―。
病院の前の大きな交差点を通り過ぎ少し坂を
下ってだいぶ走ると、丘の向こうに突然
夏の風景が目に飛び込んできた
青い海―・・
水着で歩く人達―・・
白い板ばりの海の家―・・
やっぱり、この近くって海だったんだ・・
私の病室とは反対側の病室だったら、見えてたのかも・・
でも、みんな、楽しそ。。
今、翼とわかれて、退院してきた私とは
対照的に、幸せに溢れた人たちが打ち寄せる
波の中ではしゃいでる。