ブルースカイ
テル・・





私の手の中には



電話番号と、メールの書いた



手帳の切れ端があった・・






私の病室を自殺未遂患者専用病室だって


カミングアウトした


あの翼の友達。





パッとしない感じの人で



すぐには分からなかったけど。。



もぉ間違いない――。







最低――・・




友達だったんじゃナイの!?




停留所で翼の噂話に、花咲かせてた―




許せない――。






私は、手の中でくしゃくしゃになった彼の番号を




窓から外へ放り投げた・・




白い手帳の切れ端は、強い風に乗って、




後方かなたへ飛んでった。



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