ブルースカイ
「朝ごはんですよ。」



夏子さんが呼びに来たときには私は私服に着替えていた。



「は~い」




ドアを開けると、お味噌汁の臭いが廊下中に漂ってる。




二階の食卓には、焼き魚とご飯、味噌汁が並べられてあった。




朝から、こんな手作りご飯が食べれるなんて




今までなら考えつかなかった事だ・・




「ぼっちゃんは、お風呂に入られている様なので、美緒さん、先に頂いてくださいね。」




「はい。それじゃあ、いただきます。」




ン・・おいし~~。




私が食べてる途中に翼が、お風呂から出てきた。




「ぼっちゃん、サッパリされましたね。先ほどは、汗だくだったんですよ。バス停から走って来られたようで。」




夏子さんが私に振り向く。



「そ、そうなんですか。。」



夏子さんがキッチンを向いてる間に



翼を見ると



ぺロっと舌をだしていた・・



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