ブルースカイ
突然に。
「こっちだよ、俺の病室。」
半ば強引な翼について、病室をでた。
翼って、いつから、ここに入院してんだろ?
一緒に病院を歩いていると、
そんな疑問が浮かんでくる。
すれ違う人、すれ違う人、みんなが、声を掛けてくるんだ。
向こうから来た松葉杖の小さいおじさん、
「よぉ、翼、今日はかわいい彼女連れて、どこいくんだよ?」
そんな冷やかしにも、否定もしないで、
(なんで!?)
翼はニィって笑ってごまかしてた。
ひょっとしてこいつ・・・
ここでは、ちょっとした有名人か!?
やがて、たどり着いた廊下の一番はじっこ。
「ここだよ。」
振り向きもせずに、翼は、私に言った。
入ったその、個室の病室は
壁一面のスカイブルー・・
空の写真が貼ってあった。
半ば強引な翼について、病室をでた。
翼って、いつから、ここに入院してんだろ?
一緒に病院を歩いていると、
そんな疑問が浮かんでくる。
すれ違う人、すれ違う人、みんなが、声を掛けてくるんだ。
向こうから来た松葉杖の小さいおじさん、
「よぉ、翼、今日はかわいい彼女連れて、どこいくんだよ?」
そんな冷やかしにも、否定もしないで、
(なんで!?)
翼はニィって笑ってごまかしてた。
ひょっとしてこいつ・・・
ここでは、ちょっとした有名人か!?
やがて、たどり着いた廊下の一番はじっこ。
「ここだよ。」
振り向きもせずに、翼は、私に言った。
入ったその、個室の病室は
壁一面のスカイブルー・・
空の写真が貼ってあった。