ブルースカイ
プラスは・・陽性・・







今までの小さな不安が、



胸を押しつぶすほどの大きな不安に変わっていくのを感じながら



その場に立ち尽くしていた。






私、妊娠したんだ。



翼の子供を――






トイレから出てきた私を正也が待ち受ける。







「どうだった?」





「・・正也どうしよう

・・私できちゃったみたいなんだ。」





「・・・!?」





「翼の子供が・・」

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