ブルースカイ
「ばあちゃん!」
翼が勢いよく、入ってく冷たい病室・・
そこは、病院の隣にある、施設の中にあって、
部屋中窓はカーテンで仕切られたまま。。。
隣の部屋で大声で怒鳴ってる人の声
が響き渡る廊下で
ここが精神科の病棟であることに
なんとなく気付いた。
「ばあちゃん、友達連れてきたぜ。」
「・・・」
「こんにちわ。」
私は、部屋の隅で小さく挨拶をした。
その人は黙ったまま・・・
― 黙っているだけじゃない、微動だに動こうとしなかった。
まるで、その周りだけ、時が止まってるみたいに・・・
「ごめんな、俺のばあちゃん、いつも、こんななんだ。」
翼が私に向かって優しく微笑む。
「いいよ別に。気にしないで。」
気を使って、私も、笑った。
翼が勢いよく、入ってく冷たい病室・・
そこは、病院の隣にある、施設の中にあって、
部屋中窓はカーテンで仕切られたまま。。。
隣の部屋で大声で怒鳴ってる人の声
が響き渡る廊下で
ここが精神科の病棟であることに
なんとなく気付いた。
「ばあちゃん、友達連れてきたぜ。」
「・・・」
「こんにちわ。」
私は、部屋の隅で小さく挨拶をした。
その人は黙ったまま・・・
― 黙っているだけじゃない、微動だに動こうとしなかった。
まるで、その周りだけ、時が止まってるみたいに・・・
「ごめんな、俺のばあちゃん、いつも、こんななんだ。」
翼が私に向かって優しく微笑む。
「いいよ別に。気にしないで。」
気を使って、私も、笑った。