ブルースカイ
それは、ほぼ確信に近かかった。。。






翼が帰ってから、壁の空の写真を、見つめる。






― 涙がこぼれた。





もっと前にあなたに出会っていたら・・・





私は変わっていたかもしれない。












「あづまさん、具合どうですか?」





扉の開く音がして、





三上先生が入ってきた。





急いで、目頭を押さえる。





「その写真無事で、よかったよ。」





あの時、枕元に捨てたこの写真を置いてくれていたのは





やっぱり、三上先生だったことを、





次の朝、私は、翼に聞かされていた。










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