ブルースカイ
翼のおかげで少し、幸せな夢が見れそうだよ・・・





外は真夏の蒸し暑さ





消灯時間にベットにもぐり、





その夜は翼を想って眠った。





この時私はまだ知らなかったんだ




あの悪夢が現実だったとは・・











真夜中―・・・





まただ・・





静寂の中にあらわれる、荒い息づかい





ハアハア





この臭い





顔に触る、湿っぽい肌の感触






息が耳の近くに聞こえて





私は、とっさに目を覚ました





< 57 / 276 >

この作品をシェア

pagetop