ブルースカイ
「・・翼、私シャワー浴びてくるね。。」




「ん?・・どした急に?」




「まだ、



昨日のまま・・



体洗ってないから・・」




「・・・そっか、そうだったな。じゃあ、待ってるよ。



昨日の事も洗い流して、きれいさっぱりしてこいよ。」




「うん。ありがと、じゃあね。」





「ああ」





翼は一瞬、少し心配そうな顔をして




片手を上げて私を見送った。






誰かに心配されてるっていうのは




こんなに、嬉しいもんなんだね。




翼には申し訳ないけど・・




翼を想うと私の顔は自然に笑顔になっていた。





まだ信じられない




私の彼氏になってくれた、翼。
< 71 / 276 >

この作品をシェア

pagetop