ブルースカイ
「バレたら、まずいから。」
「ほんとに来たの?」
「手紙書いてたろ。さっ行こうぜ。」
「・・行こうって、どこへ?」
「秘密の場所。」
翼は私の手を引っ張って、病室を抜け出した。
真っ暗な廊下を二人で歩く
ちょっとドキドキもん・・
翼が急に立ち止まった―
曲がり角の向こうから、足音が聞こえて
とっさに階段の踊り場のドアの向こうに隠れる。
・・・
乾電池をもって見回りにきた看護婦さんが
私たちのそばを通り過ぎた。
こわ~
スリリングっ!
でも・・
「ベットにいないこと、見つかるんじゃないの?」
「大丈夫。この病棟はこの時間でちょうど巡回終わってるから。」
「・・さすが病院の生き字引だね。」
「誰がだよ!」
翼に軽く頭を小突かれる。
振り向くと翼の笑顔が目の前にあって
ちょっと心を奪われた。。。
翼って、かっこいいんだよね― ・・
特にこの笑顔。
形のいい唇が白い歯を引き立たせてる・・
ぼーってしてる私の手を引っ張って、
「こっちだよ。」
翼は階段を1階まで降りて
外に出た。
「ほんとに来たの?」
「手紙書いてたろ。さっ行こうぜ。」
「・・行こうって、どこへ?」
「秘密の場所。」
翼は私の手を引っ張って、病室を抜け出した。
真っ暗な廊下を二人で歩く
ちょっとドキドキもん・・
翼が急に立ち止まった―
曲がり角の向こうから、足音が聞こえて
とっさに階段の踊り場のドアの向こうに隠れる。
・・・
乾電池をもって見回りにきた看護婦さんが
私たちのそばを通り過ぎた。
こわ~
スリリングっ!
でも・・
「ベットにいないこと、見つかるんじゃないの?」
「大丈夫。この病棟はこの時間でちょうど巡回終わってるから。」
「・・さすが病院の生き字引だね。」
「誰がだよ!」
翼に軽く頭を小突かれる。
振り向くと翼の笑顔が目の前にあって
ちょっと心を奪われた。。。
翼って、かっこいいんだよね― ・・
特にこの笑顔。
形のいい唇が白い歯を引き立たせてる・・
ぼーってしてる私の手を引っ張って、
「こっちだよ。」
翼は階段を1階まで降りて
外に出た。