ブルースカイ
「そんなに、見ないでよ。」



胸ばっかみてる、翼。


恥ずかしい!



「いいじゃん。」



翼の体は細くて逆三角形・・ジャニーズみたいだ。



理想的かも・・





脱いだ服をベンチの下の芝生に落として




私達は重なり合った。




きれいだよって、何回もささやく翼の吐息




がくすぐったい。。




星空の下




翼の指に体が



反応して気の遠くなるような感覚を覚える。




翼の息



汗のにおい



体温



全てを感じて、




翼が体の中に入ってくる感触を




私は脳裏に焼き付けた。





愛してる―・・




体の奥からでる声が




蒸し暑い夜の空気に、響きあい、




星空に舞って、




やがて消えるまで。。。
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