ブルースカイ
モルモット・・



その言葉が耳から離れない。



翼が私に優しくしてくれたのも、



自分の勉強のため?





Hも―・・?





来たときの足取りとは、まるでちがう・・



翼から、逃げるように私は



501号室に戻った。




暗くて辛い気持ち・・



何度経験しても、胸が痛い。



そう、私は幸せになれないんだ。



もう、慣れてる―


こんな気持ちになるのは。




昨日の事は夢だったんだ・・




でも、あの星空の下を思い出すと、



やっぱり、涙が出てきた。



ひどすぎるよ。。



翼―・・



私はあなたのモルモットだったの?










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