ブルースカイ
呆然としてる私に





「ごめんな。美緒、


こんな、関係に―


なるべきじゃ・・なかったんだ。」




って、翼は頭を下げた。






ゆっくりと、病室を照らす月明かりが


優しすぎて、


切ないね。。。






泣いているの?



翼はじっと私に頭をさげたまんま動かなくなった。







私は愛する人の死の宣告を聞いて、



なぜか涙がでない。。。



だって、そんなはず、ないじゃん。


翼にはずっと居てもらわなきゃ!








翼―・・



私の愛する人




翼―・・



私の希望の光




翼―・・



私の全て  






叶わなくてもいい。



でも失えないんだ。



生きていけないよ・・ 



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