群青のピリオド


幼馴染みなんてどうせ、いつまで経っても交わらない、平行線。

けれどいつも一緒にいるのは当たり前で。

僕と、ヨシくんと、二人。

それはとてもとても幸せなことだったけれど。


……これからはきっと、ヨシくんと、彼女と、僕になる。


幼馴染みなんて関係は、案外脆い。


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