赤い糸―運命のヒト―



俺は今日こそ空とちゃんと話をしようと決めていた。



だから空のバイトが終わるのを待っていることにした。



俺は空のバイト先さえ知らないかったらから、まだ小さく見える空の背中をこっそり追いかけた。



…――



PM10時。



そろそろ空はでてくるだろうか?



空のバイト先は学校から10分くらいのところにあるカフェだった。



少しレトロな感じのおしゃれなカフェだ。



俺は家に帰んないでずっと待っていた。



だから店先の目立たないところに腰をかけていた。



てか腹減ったし…



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