赤い糸―運命のヒト―



…まじで?



強気な告白のくせに照れた表情の空が愛しくて、愛しくて…



無意識に空の頬に手をそえて…



キスをした。



「空、好きだ。本当に。ずっと俺のそばにいて。」



泣きながらコクコクと頷く空をずっと大切にしようと誓った。



きっと、俺らを見守ってくれているだろう、空の両親の前で…ーー



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