赤い糸―運命のヒト―



今日も引きつった笑顔を残して帰って行った空。



大丈夫かな?



心配…



それでもまだ、高校生の俺。



何か助けてあげたくても、何もできないのが現実だ。



だからせめて俺が空の傍にずっといる。



同情とかじゃない。



俺が空の笑顔を守りたいから…

< 27 / 140 >

この作品をシェア

pagetop