赤い糸―運命のヒト―



俺らの家は近所だから歩いて1分くらいで俺ん家に着いた。



まぁ、そんな近所なのに空がうちに住むのもおかしな話だろうけど、空は俺の目の届くところにおいておきたい…



別に変な意味じゃなくて…



今回の件みたいに、誰にも相談しないで、1人で抱え込ませたりしないように。



「ねぇ、想。あたし本当に居候なんていいの?」



「いんじゃね?って、今更そんなこと気にするような仲じゃねーだろ。」



「そっか。ありがとっ!!」



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