赤い糸―運命のヒト―



『…空?ちょっと出てこれるか?』



え…



「う、ん。多分…」



義母はあたしが逃げられないことはわかっているはず。



ちょっと外に行くくらいなら平気だと思う。



『そっか。じゃああの公園に集合。昔よく遊んだあの公園…』



想と出会った公園…



あたしの世界が少しずつ色付くきっかけとなった場所…



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