2つのハ―ト
私は、少し黙り込んでしまった。私は、その男性にこう話した。「私は今、現在とても大切な人がいます。その人にとって私は大切な人かどうかは分かりません。けれども、今年の春に別の会社に転職したばかりで、休みも碌々とれず、今は、まだ体力があるみたいだから良いけど今後、何かかしらの疲労が蓄積されて倒れるのではないか…?と思うと正直、心配でなりません。けれども、心配しても切りがないので、私は彼を遠くから日々成長していく姿を見守っていたいのです。恋愛よりも大事な仕事ぶりを…。私に対するあなたのお気持ちは頂戴致します。本当にすみません…。」
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