ちょっと危険な童話① 赤ずきん


オオカミの手の動きは徐々にヒートアップしていき、服の中に手を入れてきた。



もはや赤ずきんはもうされるがままだった。



だが、オオカミの手が赤ずきんのスカートの中に入っていくと―――


抵抗せずにはいられなかった。



「もういいでしょ!?もう、やめ―――」



最後まで言い終わらないうちに、またあの激しいキスが降りかかってきた。



キスされながら動くオオカミの手に、赤ずきんは不覚にも、気持ちいいと思ってしまった。







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