私の執事は同級生!?(仮)
幸せなウサギたち
サンドイッチを2個ほど食べた後、ちょうど学校に着いた。

今日も学校はお昼まで。


「行ってらっしゃいませ」

「ありがとう、山中さん」


山中さんに挨拶を返し、龍神は車を降りる。

私も礼をして車を降りた瞬間。


「あ、龍神君おはよー!」

「龍神君、元気?」

「ねぇ、今日お昼ご飯作ってきたんだけど、よかったら食べてくれない?」


翔の周りに集まる女の子たち。

私、呆然。

何イベント、これ。


「ね、ねぇ、りゅ…じゃなくて、翔。

この人た」


女の子たちに一斉に睨まれ、そのあとが言えなくなる。

一瞬ひるんだ。

…ナンカゴメンナサイ…。

でも、悪いことしたっけ?

そして、その女の子のリーダー格が龍神に超プリティースマイルで話しかけた。

だけど。


「龍神君!一緒に教室まで」

「悪いけど」


今まで平然としていた翔が私に近づいて来た。

そのまま私の肩を抱いて引き寄せられる




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