私の執事は同級生!?(仮)
シズクとスパイス
早く来ないかな…。

正門で待ってること10分。

委員会に入っていない人もだいぶ減ってきた。

しばらく翔を待っていると。


「すいませーん。」


声をかけてきたのは40代後半に見えるおじさん。

なんとなく、顔が赤い気がする。


「お嬢ちゃん、○○町まで行きたいんだけど、分るかなー?」

「はい、いちお…。」


おじさんがニヤニヤした顔で近づいてくる。

お酒臭い息。

脂ぎった顔。

…気持ち悪い。


「ちょっとおじさんに教えてくれない?」


おじさんの手が私のお尻に触れる。


ゾクッ…


< 35 / 76 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop