愛しいキミに
授業以外の雑音がない


そんな化学室で静かな時間が過ぎる


「あのさっ彩香は私のこと好き?」


はぃ??


沈黙を破ったかと思えば何をイキナリ…


好き?って…

そんなの…


「わかんないよ…」

考えながらも私が答えた

「ぁはっ!前なら『別に』って答えてたぁ」


優美が嬉しそうな顔をした


確かに…
前なら好きも嫌いも関係なかった…

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